矢切の渡し
松戸には矢切という地名があります。矢切という地名のルーツになっているのが矢切の渡しです。
矢切の渡しというのは、江戸川の渡し船のことをいい。江戸川を挟んで対岸の葛飾区柴又を結んでいます。ちなみに渡し船は現在でも運航をされています。
現在では一種の観光スポットになっていますが、そもそもは私場として機能をしていたもので、官営で運営されていた時期もあるほどです。
ですから渡し船自体は観光スポットにはなっています。しかし周辺地区については特に観光対策にアレンジをされているわけではありません。多少土産物屋がある程度であり、それほど繁華街化しているわけでもありません。
矢切の渡しが有名になったきっかけは、いろいろな小説や映画の舞台になることが多かったためです。たとえば明治時代には「野菊の墓」という小説が発表されています。野菊の墓の舞台は矢切を中心として行われ、小説の文学碑が建てられているほどです。
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また矢切の私の向かい側に柴又があるということで映画「男はつらいよ」シリーズの中でもしばしば登場をしてきます。
さらに演歌「矢切の渡し」が1983年に発売されました。瀬川瑛子や春日八郎、島倉千代子など7つの異なるバージョンでシングルカットされ発売されました。しかし中でも細川たかしの歌ったバージョンは最も世間的には有名となり、再び矢切の渡しが脚光を浴びることになったわけです。